「無題 」
サザンカがこらす
くまの巣にあるひとみに
一匹の
あじは
ノマドを
そっともみけして
窓辺にたたきつけた論旨を
くすの木にとどめられる情念に
さんぼうに
のせて
みちばたの石ころに
MANAに
お供えするサザンカの念い
くくゆり
くくゆり
ねんごろに
くくゆり
くくゆり
ねんごろに
念いを
練り込めねりこめ
98年に
はじめてWINDOWは
あけられて
つながりは
はじまったかに見えました
たしかに
見えました
くくゆり
くくゆり
ねんごろな
念いはとおく
ビービー・ビービー・ビービー・ビービー
ビービー・ビービー・ビービー・ビービー
ビービー・ビービー・ビービー・ビービー
ビービー・・・
とよのうらと日本橋兜町
新川崎とヨモツヒラサカ結びます。
98年になってから
ヨモツヒラサカのヤギさんから
はじめて
お手紙
届きました
ヤギさんは
読まずに食べました。
ビービー、ビービー、ビーーーーーーーーーーーー
ビーーーーーーーーーーーービ・ビ・ビ・ビーーーーーー
くろゆりはねんごろの念いのなかにおり
その地場から
てふてふを呼び込んで
よもつひらさか
こえ
たかまがはら
こえ
わけみたまのくしびに
まさきくさきわえたまえ
なゆたいの脇座にはべらせたまえ
くろゆりの現前の淵にて
ひさげひきさげ
ぬりつぶされた濃淡の帳に
ワケギが三本
生えておりました。
ビービー、ビービー、ビーーーーーーーーー
ギャッ