<110612 散文>

そとでは雨が降っている。手すりにコツンコツンと、雨粒の当たる音が聞こえる。かなり騒々しいので、けっこう強く降っているのだとわかる。雨が降る、たぶんこの営みは、僕が生まれる前からずっと続いていて、そして僕がいなくなってからも、ずっと続いてい…

<110612日記>

プレッシャーがすごい。今度携わる仕事が余りに分不相応なので、かなり参っている。正直勝算はほとんどない。簡単にいえば、無茶ぶりの最たるもので、どう持っていくかわからない。たぶんまた炎上するだろう。体が、持つか不安だ。体力的にきついのはたぶん…

<110611 日記>

今日もポメラで日記を書く。 書くことが別にある訳じゃないんだけれどなんとなくこうしてキーをたたくのが楽しいのでポコポコやっている。そういえば大学院の先生が書くことは楽しいといっていったのを思い出す。紙にインクでシミをつけていくときの感触が好…

<110610日記>

はじめてポメラで日記をかいている。 あんまり何というかいい心地がしないのは、今までずっと文章は紙に書くものとおもっていたからだと思う。少しの違和感がある。文章というのはそれを書く人のコンディションにいろいろと左右されるということがあるもので…

date_10/12/20 白日夢

ラプソディーという言葉が、ここ数日頭を駆け巡る。ボヘミアンという歌を妻から教えてもらったからか、ボヘミアンという種族そのものに憧れたからかわからないけれども、ボヘミアンという言葉とラプソディーがくっついて、そこでボヘミアンが取れて、頭の中…

date_10/12/19 日記

今日から、電子で無責任ノート※を作ろうと思う。だからといって、今までの無責任ノートがなくなるわけではなくて、それはそれとそれとして、書いていく。 今回、電子データで書こうとした理由は二つあって、一つ目はそれがコンテンツにすぐに変換できること…

100919.txt

何のことはない、今日も雨だ。とぼくはつぶやく。最近はすることが多すぎて、多すぎて、ゆっくり休む暇もない。 正確に言えば、休む暇はあるのだけれど、精神的にいろいろと追い込まれることがおおすぎて、なにも手につかないといったほうがいい。忙しいわけ…

record_20130708@jisitsu_3.txt

record_20130708@jisitsu_3.txt さゆ ゆめ なつかひては ひのこらしむ (砂油) (油女) (泣使いては) (卑の子ら視む) すみゆえの あひのこら (棲み故の) (唖囲の子ら) しごく をろさしめ (至極) (堕ろさしめ) くす をろさしめては (供す) (堕ろさしめては) し…

record_20130702@jisitsu_3.txt

record_20130702@jisitsu_3.txt さあ ゆげなえじ ふるむかいのす (さあ)(遊外萎え児) (婦留向井の巣) さあ みごもらせ ゆべなつむかいのゆ (さあ) (身籠らせ) (遊辺なつ向井の輪) くおり わおり ふるわに (苦居り)(和折り) (婦留輪に) さめあつかいて (娑女…

record_20130620@jisitsu_4.txt

「record_20130620@jisitsu_4.txt」 せのを〜 (せのを〜) するゆるめに ゆめつかれ (摩る遊る女に) (癒女憑かれ) あやせなして ゆむつかひに (綾生為して) (癒夢遣いに) くすみしめして さぁなせられ (苦棲み湿して)(さぁなせられ) きよめ (貴夜女) ゆる…

自動筆記7編

10月の更新です。 なぜか新しいものがいま書けなくなっているので、 別のところで書いたものを掲載します。よろしくお願いいたします。

110424.txt

夜茶目いてすみさのをり 鎖され枝垂れて湯無鎖のをり 逆なき嵯峨なき柔ぎあい 染み染めて飽いて佐々なす、湯船ば死なして 怖いそはい性ない祖牌の香は寝しめて区隙して、 尾賀なしては、冷まして此処馴らして夜祖す。 湯女綯いの綾なしのここらしに相良死な…

110422.txt

区々由里のをのがいの蔑みに降りて 夜佐奈こさな、すくなひこなに、もの鵜具めて やそ笹やめなしては、薬師の仔のなかに もどす美智、キワ八女尽くす美智が その歌碑にありては、やな儀のなかに、 畳めて子鮎ならして、夜仮名御すゆえに狭腹して、 仔ならし…

110418.txt

蚊過奈津のころに気をいなして楠の科襲にあひて児湯瑠璃りを成すしては、野さ女にあひて、 相楽めておなか奈菜に来る津、液女のしわきの榊には、さが、灰汁なくて染めてなくて、 柳瀬川に心ヒリひらいて、すばめねたもし、やまつかひの、モナにはがなりたて…

110416.txt

くきゅるりのなかに、ひきわりの納豆がさかしまに、ゆめうつつ、ややあって、己が身奉り聞き去り 宇尾気の八家の、醒ましくすしき仲痴話には、性成し湯女なし由布閏火にさばらすなかす。 お御子如のかなし凝らし手込め、組め由麻の中にスマパルシー、すぼれ…

record_110414@jisitsu(1).txt

榊の仲に繰る湯るびのサルグツワが おいてあり、まだ春だというのに、 もう元罪地はちのけはいにもやし出 されてくくる葉の此花策や美女に、 お茶組をしたころには遅かった。 さはああれ、此処の屋が成す身のさ きわいに萌やし出され組め夏が日野 や夏ころろ…

record_110412@jisitsu(1).txt

揺る賀意のする液のナカノ、ささめつる簾耶苺の性には 泣きゃ女吊る繰る油るびに、をがなきすすわのりにて殺して、 夕ささめつゆがいの、尾長に咲き実油割る繰るを 強い緋の家内が、此処持つ閉めた麻痺手がありました。 そそ鶴目の中に伽湯女尽くして越して…

110503.txt

夜屋の折り、墨佐野折り。 すゆがひに、中みきめきては、砂枯らして 粉沙羅なして木枯らし冬む間に。 捨つ湯かひに川村占めて、性なく刺されては子張れなして 屋が無し嫁に卑猥さをば、舐めしては綾ね子らね、 墨佐野折りては、婆家捜るる。粉晒し、匂ひを八…

掌編_スルメイカとおむつと妹と

スルメイカを食べると、潮の香りが、口に広がる。それが好きで僕は今日もスルメイカを噛む。マヨネーズとか、唐辛子はつけないで、コンロの火で少しあぶって、人肌になったところを口に放り込んで、何度も何度も噛む。やりすぎて、歯茎から血がでることが儘…

110620.txt

ややもすれば返り血を浴びていた。返り血といったって、別段ぶっそうな話じゃなくて、たった今僕の目の前で弟が鼻血を出したのだ。鼻血にしてはなかなか見事なもので、僕の後ろの真っ白な壁が真っ赤に染まった。危うく僕も染まるところだったけれど、近くに…

散文_あるいは雨にまとわりつくモノローグ

そとでは雨が降っている。手すりにコツンコツンと、雨粒の当たる音が聞こえる。かなり騒々しいので、けっこう強く降っているのだとわかる。雨が降る、たぶんこの営みは、僕が生まれる前からずっと続いていて、そして僕がいなくなってからも、ずっと続いてい…

110504.txt

扉がある。何の扉か知らないけれども、目の前にいきなり現れた赤いモザイクの扉だ。それを思いっきり蹴っ飛ばすと、扉は消えて赤いドレスを着た女性が立っていた。彼女は怖い顔をして、僕に顔面パンチを浴びせて消えた。その刹那、蹴っ飛ばされて消えたはず…

掌編_榊と姫君と

輝ける太陽に、アドレス台帳はきらめき、朝露の方眼紙は睦みあって、ものぐるおししゃれこうべの番目が飛び交ってとびのいて、 さんざめいては、ここらついでに削岩機をしたがえて、怒り狂った桶狭間の姫君がやってくる。 「榊返せこら!きさまぶち凝らすぞ…

掌編_タバコと散歩とおまわりさんと

散歩。僕の日課だ。いつも近くの川っぺりまで歩いては帰ってくる。かれこれ。20年以上この日課を続けている。 健康のため、ダイエットや体の為、色々と理由を後付すればもっともらしいことは出てくるけれども、正直なところどれも、僕にとってしっくりくるも…

掌編_窓

特に代わり映えのしない10月の晴れた日に、僕は外を眺める。外では知恵遅れがぎゃぁぎゃあ喚いていて、たいそうやかましい。その度合いは筋金入りで、窓がわんわん戦慄いている。ここに越してきてから、昼間の間はずっと声が聞こえてくるのだけれど、そこに…

record_100718@jisitsu(1).txt

母め締め、八女笹睦め 実殺しあひて、綾なす夕美の仄かなる ひゅうゆる揺る火、厭いて子ら。性鳴きの、湯気なす舞に、罅いて子等。 笹女、湯女なつかひ女、さばらなす 九つも、湯女綯い厭いて 掻き乱され、綾夜乱され、簾揺る火に。砂原なす、掻きゃら女笹塚…

掌編_朝

なにもたさない、なにもひかない。ウイスキーの宣伝で確かそう言っていた。突然思い出したので、書いておく。なにか深遠なことをいうつもりなどないし、別段これといって、意味もない。ただ、こうして書いておくだけ。 日記をつけ始めてから、意味のないこと…

record_b_100606@jisitsu(1).txt

さらさの女 ゆふみの芽には、親夏草(おやなつくさ)を早めては 九重(ここのえ)の 心去られ、去られては 女なつがいに 粉茶鳴(こちゃな)らす ゆうふる弛みに答えては 咄(はな)し凝らしめられて さぁなす弛みのなかに 粉茶鳴(こちゃな)らす 指のつが…

掌編_独り言

今日も僕は高価なPCの前に座ってConfigを叩く。ConfigというのはなんでもCISCO社製のルーターの設定らしい。これをルータに設定すると、通信をある方向に届かないようにしたり、特定の通信を遮断したりできるのだそうだ。ルータをあーでもないこーでもないと…

record_100402@jisitsu

かちゃねさらす ゆきちゃやのなか。 かかなひて くをれてゆらねしては ささめのんなかに っさぁめのなかに。 あやせてこらっ せもてこらっ さかやぎには うくらいなに、おりつつめて くるせにかかなせては、 あかなせあひて あやか、きゃなせて。。。 ものお…