2011-01-01から1年間の記事一覧
10月の更新です。 なぜか新しいものがいま書けなくなっているので、 別のところで書いたものを掲載します。よろしくお願いいたします。
夜茶目いてすみさのをり 鎖され枝垂れて湯無鎖のをり 逆なき嵯峨なき柔ぎあい 染み染めて飽いて佐々なす、湯船ば死なして 怖いそはい性ない祖牌の香は寝しめて区隙して、 尾賀なしては、冷まして此処馴らして夜祖す。 湯女綯いの綾なしのここらしに相良死な…
区々由里のをのがいの蔑みに降りて 夜佐奈こさな、すくなひこなに、もの鵜具めて やそ笹やめなしては、薬師の仔のなかに もどす美智、キワ八女尽くす美智が その歌碑にありては、やな儀のなかに、 畳めて子鮎ならして、夜仮名御すゆえに狭腹して、 仔ならし…
蚊過奈津のころに気をいなして楠の科襲にあひて児湯瑠璃りを成すしては、野さ女にあひて、 相楽めておなか奈菜に来る津、液女のしわきの榊には、さが、灰汁なくて染めてなくて、 柳瀬川に心ヒリひらいて、すばめねたもし、やまつかひの、モナにはがなりたて…
くきゅるりのなかに、ひきわりの納豆がさかしまに、ゆめうつつ、ややあって、己が身奉り聞き去り 宇尾気の八家の、醒ましくすしき仲痴話には、性成し湯女なし由布閏火にさばらすなかす。 お御子如のかなし凝らし手込め、組め由麻の中にスマパルシー、すぼれ…
榊の仲に繰る湯るびのサルグツワが おいてあり、まだ春だというのに、 もう元罪地はちのけはいにもやし出 されてくくる葉の此花策や美女に、 お茶組をしたころには遅かった。 さはああれ、此処の屋が成す身のさ きわいに萌やし出され組め夏が日野 や夏ころろ…
揺る賀意のする液のナカノ、ささめつる簾耶苺の性には 泣きゃ女吊る繰る油るびに、をがなきすすわのりにて殺して、 夕ささめつゆがいの、尾長に咲き実油割る繰るを 強い緋の家内が、此処持つ閉めた麻痺手がありました。 そそ鶴目の中に伽湯女尽くして越して…
夜屋の折り、墨佐野折り。 すゆがひに、中みきめきては、砂枯らして 粉沙羅なして木枯らし冬む間に。 捨つ湯かひに川村占めて、性なく刺されては子張れなして 屋が無し嫁に卑猥さをば、舐めしては綾ね子らね、 墨佐野折りては、婆家捜るる。粉晒し、匂ひを八…
スルメイカを食べると、潮の香りが、口に広がる。それが好きで僕は今日もスルメイカを噛む。マヨネーズとか、唐辛子はつけないで、コンロの火で少しあぶって、人肌になったところを口に放り込んで、何度も何度も噛む。やりすぎて、歯茎から血がでることが儘…
ややもすれば返り血を浴びていた。返り血といったって、別段ぶっそうな話じゃなくて、たった今僕の目の前で弟が鼻血を出したのだ。鼻血にしてはなかなか見事なもので、僕の後ろの真っ白な壁が真っ赤に染まった。危うく僕も染まるところだったけれど、近くに…
そとでは雨が降っている。手すりにコツンコツンと、雨粒の当たる音が聞こえる。かなり騒々しいので、けっこう強く降っているのだとわかる。雨が降る、たぶんこの営みは、僕が生まれる前からずっと続いていて、そして僕がいなくなってからも、ずっと続いてい…
扉がある。何の扉か知らないけれども、目の前にいきなり現れた赤いモザイクの扉だ。それを思いっきり蹴っ飛ばすと、扉は消えて赤いドレスを着た女性が立っていた。彼女は怖い顔をして、僕に顔面パンチを浴びせて消えた。その刹那、蹴っ飛ばされて消えたはず…
輝ける太陽に、アドレス台帳はきらめき、朝露の方眼紙は睦みあって、ものぐるおししゃれこうべの番目が飛び交ってとびのいて、 さんざめいては、ここらついでに削岩機をしたがえて、怒り狂った桶狭間の姫君がやってくる。 「榊返せこら!きさまぶち凝らすぞ…