「今日。ガラスに、」

今日、ガラスに

アメが、うつった。

ゲキガのナカヲ
セレブリティーの吐瀉物は、うがつ。

申し訳ない軍人ラッパ。
ケマリをもったままでいてくれないか。
そこにあるんだ珠が。
けまりをもったままでいてくれないか。

ゆくそびなくぬれていくケマリのなか、
ふるえるゆるび、ホギャ
ゆるえるふるび、ホギャ、遷宮のアシュラ。

エランのほとりになせり、もやのくまん蜂よ、
ガンギロ目、マリを喰うにもねまわしきかず、
寝技きめ込みし彫り物師の噴水よ
ひさしぶり。
ようやっとあえなくなるにころは
時間のつるはしはいつものっぴきならなくなる。


ガラスがほしくて、そういえば逃げたのは僕だ。
ガラスがほしくて、
ガラスがほしくて
朝、パンやききを食った僕の目は
愛撫にふやけていて今にもバラのとげをくっちまいそうなものだから


捨てた。

夜空の中に
墨汁をひたして、

捨てた。