「けちよー けちよー みすけちよー！」

けちよー！

けちよー！

ゆらびもすぐらなだみすけちよー！

ほんまどんな空にあゆたう
きめこまやかな
そらのいろにひるがえしひきかえし
たむすけなるくもりのなみま

空粥ゆられり　とんまのくもりぞら
ひるがえりひきかさなる　ひきじびきのあいまにとんでなすけし　きおく。

みすけちをー！

みすけちよー！

トリケラのかわいた　めしざくろ
びらびらなめり
びらびらなめりにほいたつ
くもゆきのあじのしらすびらき。

よくない

よくない

あじのひらきのベリベリ　メダパニ　ボッサ
ゆけゆけられしみすけちよの
くゆりくむせぇ　めんたれす
じろきちぎりんととんでゆけ！！

あおじろきなめりぐそ
ゆんべのじろりのめらりめらり
めらりゆんべのじろり

ろっかーに、だいすの子ら萎み
はてつるせいかいのいま
ゆじろりじろり
せれんとる、めさ、せれんとす
ひいらぎの
ほらがいの
斎宮橋の
紅葉川に
阿佐ヶ谷襦袢が練馬大根のあとからあとから
消えゆく鳥皮のくしざしのクマリリスのグラナダのすりおろしだいこんの、

「ジュっ！」

と、

焼きつけた食卓放水げんばには
キャラメルは怒号のごとく
ぼっきす。

ぼっきすきゃらめるまっくすの嗚咽。
怒号ゆるびのけぞりかえる
ひいらぎのあいまに
みすけちよーの声は
ゆらぶ。