「夜桜の間にて」

のるまどぐれん
のるまどぐれん えめなえし味噌煮込みもつ煮ボラ
永い骨々どもの慟哭は空へ、もつ煮込みに消え去り燃ゆ
ゆめえらじ まっ赤の黙殺リストには
サクジツの
エボラ蝉へみなゆだね もっさにのよけりゆく。  
えらめんたーれエホバよ
モルモットをつれ、さよゆけぇ さよゆけ えなりごま
くゆりゆらせりあほうどり くむりゆらすあほうどりのへびなえし
むしごめらを

もつ煮込み鍋にゆれ、いれよ。
ぐりすちんたーぜ投入せり
お鍋のまっか汁
血なまぐさし赤みざくろのきまさんしょううを 臓物がにほふくもり空の下で
まっか汁え、もしゃす老獪模死の図圧壊す。
ひとりたたづむと
ホゲナモグラがみちを
かりとりました
もつ煮込み鍋に、その影が今、入りました